モバブルー藻場を形成する生物育成ブロック

海に森をつくるブロック

砂地沿岸や沿岸構造物周辺に藻場を創出

地球の71%は海・・・日本は海に囲まれた島国です。
近年、磯焼け等の問題も発生、藻場の保全、創出が求めれています。
モバブルーはポーラスコンクリート製のブロックで、海藻が着床しやすく、魚類等の隠れ家となる構造です。

用途
  • 藻場の保全、砂地沿岸や沿岸構造物周辺へ藻場を創出
  • 多様な海洋生物の育成
  • ブルーカーボン生態系の造成(Co2の吸収)
  • 港湾・漁港工事等のイメージアップに
引揚げの際に付着していた生物
特徴
  • サイズ
    質量:約116kg 寸法:長さ50cm×幅50cm×高さ40cm
  • 材質:ポーラスコンクリート
    海藻が着生しやすい
  • プレキャスト製ブロック
    工場製作しているので安定した品質を確保できる
  • 内部に行くほど細くなる貫通した横孔
    波力の影響を抑えると同時に、モバブルー内に着生している餌となるアミエビや線虫等が舞いやすいので魚が集まりやすい、また魚類等の隠れ家となる
  • モバブルー内に空洞を設け、海洋植物育成材を格納
    海洋植物や魚類の餌となる生物が着床しやすい
  • 四隅の切れた角柱形状
    運搬しやすく、色々な形状、大きさの藻場礁に組み立てやすい

施工手順

1
モバブルーを漁港内(船のウインチで巻きあげられるレベルの海底)に沈めます。 船のウインチで引っ掛けやすいようブイ(浮き)を付けておいて下さい。
2
漁船ウインチにて玉掛けをします。ウインチ能力によっては複数同時に吊ることも可能です。
3
目的地まで曳航します。標準的なウインチ(巻上能力300kg)として3個程度同時運搬が可能です。
4
据付地点で一旦仮置きし、潜水士によって並べていきます。潜水士を使わず海底に据付したい場合(綺麗には並びません)、自動玉掛け外し道具を使い沈めてください。
5
 (大量設置の場合はクレーン船を使用)