橋梁用「コッター床版工法」プレキャストPC床版

NETIS登録番号 KT-180108-A

橋梁用「コッター床版工法」

プレキャストPC床版をコッター式継手で接続

コッター床版工法とは、老朽化した橋梁床版の取替えを急速施工することで、工事による社会的な影響が少なく、利用者の利便性をできる限り損なわない工法として開発しました。これまでは、床版と床版を現場打ちコンクリートでつなぎ合わせていましたが、これをコッター式継手と呼ばれる機械式継手でつなぎ合わせる、まったく新しい発想の工法です。

    ※本技術は、株式会社熊谷組、株式会社ガイアート、オリエンタル白石株式会社、ジオスター株式会社の共同開発によるものです。

特徴
  • 急速施工が可能
    床版設置時間は従来の1/2
  • 省人化が可能・熟練工不要
    作業人員は従来の1/2、鉄筋工・型枠工が不要
  • 品質向上
    床版の99%をプレキャスト化
  • 優れた取替え性
    迅速な取替えが可能

生産性の向上(i-Constructionに寄与)

急速施工が可能

施工スピードは従来工法の約2倍

※従来工法:橋梁架設工事の積算(令和元年度版)による / コッター床版工法:中国自動車道試験施工の工事実績による

省人化が可能・熟練工が不要

作業人員は従来工法の約1/2

※従来工法:橋梁架設工事の積算(令和元年度版)による / コッター床版工法:中国自動車道試験施工の工事実績による

品質向上

床版の99%をプレキャスト化

優れた取替え性

迅速な取替えが可能

施工手順

1
床版荷下ろし
2
床版設置(専用治具を使用)
3
H型金物挿入、ボルト締付け
4
目地材充填

性能確認

輪荷重走行疲労試験により、従来工法と同等の性能と100年相当の耐久性を有することを確認しています。


輪荷重試験.jpg

施工実績

・灰作橋床版取替工事(発注:福島県広野町)

・東北自動車道十和田管内リニューアル工事(発注:東日本高速道路株式会社)

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