特集 special

震災に強い道路づくりに役立つ技術… 東日本大震災でわかった延長床版(PRC版)の強さ

2011年(平成23年)3月11日14時46分18秒に発生したマグニチュード M9.0の日本国内観測史上最大規模の地震は我々が過去に施工した延長床版(RCプレキャスト版)にどのような被害をもたらしたか?
延長床版システムプレキャスト工法の効果として、騒音・振動を抑えることの他に、震災時の緊急輸送車両の通行帯確保を上げていたが、今回の調査を終えてみて想定外の大地震にも十分機能していたことが分かった。

(調査日:平成23年4月13、14日)

① 針生高架橋(福島県郡山市)
国道4号あさか野バイパス 
H18.12、H21.4施工

延長床版(PRC版)を入れた道路は・・段差問題なし

② 鐙川橋あぶみかわばし
(宮城県亘理町)常陸自動車道 H17.11施工

延長床版(PRC版)を入れた道路は・・段差問題なし

③ 日野渡橋(宮城県登米市)
三陸自動車道 H21.3施工

延長床版(PRC版)を入れた道路は・・段差問題なし

延長床版施行箇所付近の橋梁や
ボックスカルバート前後の写真

今回の調査で、延長床版を設置している箇所の舗装が無補修なのに対し、付近の橋梁の橋台背面やボックスカルバート前後の埋め戻し部に発生する陥没補修箇所がとても多かったことからも、延長床版システムプレキャスト地震への強さがはじめて実証されたと言える。これからも起こり続ける地震を考えた場合、主要道路の橋には延長床版、またボックスカルバートのような延長床版を必要としないような箇所でも、高強度PRC研究会で進めている道路用PRC版等の設置で、同様の効果を期待できる。
私たちガイアートは、このような技術で震災に強い道路づくりの役に立てると考えます。

延長床版システムプレキャストイメージ概要

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  • 延長床版工法
  • 高強度PRC版

液状化する地盤にも強い!
ボックスカルバートでの使用例

道路用PRC版 BOXカルバート