体感KY

体感KYとは

当社では、労働安全衛生方針に基づき、安全に向けた取り組みとして独自の活動を実施しております。
日常行われる多くの安全活動※①の中から、災害・事故防止に直結するKY活動(危険予知活動※②)に力を注いでいます。当社独自の方法でKY活動を行い、名称を『体感KY』としています。

※①「安全活動」とは
人はより良い生活のために働き、対価を得ます。そのため、働く場所で労働災害(死亡、負傷及び疾病)に遭い、働けなくなることは無くさなければなりません。
安全活動は、働く人が安全かつ安心して働けるよう、働く場所の改善や作業方法の見直し、さらには行動に関する教育、訓練(危険予知、避難等)、協議会、点検、巡視、パトロール及び一斉清掃等を行うことです。

※②「危険予知活動」とは
作業を始める前に、作業に潜む危険性を予測し、作業者全員で危険性の情報を共有し対策を講じることで、予測できる災害の発生を未然に防止する活動です。

体感KYのスローガン

体感KYでヒューマンエラー撲滅

体感KYの手順

体感KYの手順

見える注意喚起用品で安全意識を継続

常に見えるオリジナル注意喚起用品を作業する場所に掲げ、作業中の安全意識を継続します。

見える注意喚起用品で安全意識を継続

「ガイアくんとアートちゃん」

当社のマスコットとして2016年に誕生しました。
名前の「ガイアくん」と「アートちゃん」は、社名の由来である「ガイア(大地)」「アート(技術)」から採用しています。
「会社と社員と家族がつながる安全のわ(話・和・輪)」のマスコットです。

安全活動と言うと難しく感じてしまいますが、このマスコットを使い明るく楽しんで「安全」を身近に考えてもらいたいという気持ちを込め、安全用品等にイラストを活用しています。

ガイアくんとアートちゃん

体感KY活動状況

現場での安全意識向上のため、写真のような活動を実施しています。

機械と人が接触する危険性を体感
機械と人が接触する危険性を体感

【体感KYからの措置】

  • 機械の後ろに角材を置き、誤って機械が下がると角材の乗り上げ、運転手がこれ以上、下がってはいけないことに気づくようにした。
  • セーフティコーンとコーンバーで作業エリアを区分し、人が簡単に機械に近づけないようにした。
コンクリート版の高さ調整用ボルトに躓く危険性を体感
コンクリート版の高さ調整用ボルトに躓く危険性を体感

【体感KYからの措置】

  • 高さ調整ボルトに高さの低いセーフティコーン(黄色)を被せ、注意喚起した。
繰り返し作業による体感KYマンネリ化の危険性を体感
繰り返し作業による体感KYマンネリ化の危険性を体感

【体感KYからの措置】

  • クレーンに「体感KY実施」の大きなマグネットを貼り付け、注意喚起した。
合材工場において、運転手が荷台への昇降時、ダンプが無人で逸走する危険を体感
合材工場において、運転手が荷台への昇降時、ダンプが無人で逸走する危険を体感

【体感KYからの措置】

  • ダンプ運転手は輪止めを設置するが、さらに路面に固定式の段差を設け、逸走防止を二重にした。
現場での、のぼり旗例
現場での、のぼり旗例

工事現場・工場での活動例

工事現場での活動例

本日の状況・作業内容の確認
① 本日の状況・作業内容の確認

本日の作業は「バックホウを使用しての重要調整池内の整地作業」である

想定しうる危険の確認・危険の予防のための行動・対策の決定
② 想定しうる危険の確認

手元作業員がバックホウの死角に入ってしまい、重機と接触してしまうかもしれない

③ 危険の予防のための行動・対策の決定
  • バックホウ用監視システムメットセンサーを設置する
  • 立入禁止区画の仕切りを設置する
  • 監視人を配置する
決定した行動・対策の実施状況の振り返り
④ 決定した行動・対策の実施状況の振り返り

立入禁止区画、監視人の配置だけではバックホウのオペレータ側には不十分な点もあったが、バックホウ監視システムメットセンサーを設置(画像上部重機上)することによって、接近時に運転席のオペレータ側(画像左下)と手元作業員(画像右下)両方に警告音が鳴るため、より安全に重機作業ができた

合材工場での活動例

本日の状況・作業内容の確認・想定しうる危険の確認<
① 本日の状況・作業内容の確認

本日は雨天のため、階段のステップが濡れた状態になっている

② 想定しうる危険の確認

階段の使用時、階段から滑り、転倒してしまうかもしれない

危険の予防のための行動・対策の決定
③ 危険の予防のための行動・対策の決定
  • 階段のステップに滑り止めシールを貼り付ける
  • 焦らず行動することを心掛ける
  • 階段は手すりを持ち昇降する
決定した行動・対策の実施状況の振り返り
④ 決定した行動・対策の実施状況の振り返り

滑り止めの貼り付けにより足元が滑りにくく、また安全を意識した移動ができた

体感KYの効果

2013年4月より取り組みを始め、以前と比較し大幅に労働災害・公衆災害が減少しています。全員でひとつのことに真剣に取り組んでいる成果であります。
また、体感KYでより安全な職場になるだけでなく、みんなで考え行動することで、品質・環境、コスト削減などにも良い効果が現れています。

【作業者さんの声】
  • 現地でKYをするので、危険なものが目で確認でき、わかりやすい。
  • 以前の対策は「○○に注意する」としていたが、体感KYを始めてからは、具体的にどうすると考えるようになった。また、仲間の危険も考えるようになった。
  • 以前と比べ、仲間や元請さんと安全に関することだけでなく、会話が増え、普段から話やすくなった。
【社員の声】
  • 何より現場がよりきれいになった。
  • 作業中も目に入るのぼり旗などの用品を使い、危険意識を継続していることから、作業が変化するときなども体感KYで安全を確保してから作業を始めるのが確認できるようになった。あとはマンネリ化しないよう工夫しています。

体感KYの評価

発注者様より評価をいただき、安全協議会等において取り組みを発表する機会をいただいております。
体感KYを題材にした論文で地方整備局から表彰を受賞しています。

体感KYの評価