製品・工法

フル・ファンクション・ペーブ(多機能型排水性舗装)

フル・ファンクション・ペーブ(多機能型排水性舗装)は、混合物一層で表面付近は排水機能、下部はSMA(砕石マスチック舗装)の防水性機能を持つ新しいポーラスファルトの舗装です。
メカニズムを改良したフィニッシャでの施工により、路面のキメ深さを確保できることから、凍結防止剤が簡単に流出しなくなり、凍結抑制効果が持続できるようになります。また、路面のすべり抵抗性に優れています。
当社独自の高性能改質アスファルトを使用することにより、高い耐流動性と骨材の飛散抵抗性に優れているため、これまでの寒冷地域の排水性舗装の弱点を大幅に改善する舗装工法です。

フル・ファンクション・ペーブは以下のような箇所への利用に最適です。

  • 寒冷地域の冬期路面対策が必要な幹線道路
  • 坂道や曲線部、トンネル出入り口などすべり抵抗が求められる道路
  • 寒冷地域の排水性舗装の代替
  • 排水性舗装路線の交差点部
  • 橋面舗装の表層

フル・ファンクション・ペーブは次のような特徴があります。

  • 排水機能と防水機能の2つの機能を持っています。
  • 耐流動性と骨材飛散抵抗性に優れています。
  • 凍結防止剤の流出が少なく凍結防止機能の持続性が高くなります。
  • アスファルトフィニシャのシニックスクリードを使用し路面を粗面に仕上げることで、ブラックアイスバーンの解消が図れます。
  • 路面の上部は空隙が多いので、密粒度タイプの舗装より、タイヤ路面騒音値が低減されます。
  • 排水性舗装と同等の路面のキメ深さが得られます。

▲舗装表面の仕上り ▲層別機能図
一般的な性状

フル・ファンクション・ペーブの代表的な性状値は、下記に示す通りです。

項   目 性状値
 透水係数(cm/sec) 1.0×10-7以下
 浸透水量(ml/15sec) 800以上
 塑性変形輪数(回/mm) 6,000以上
 カンタブロ損失量 (-20℃)(%) 12以下
 すべり抵抗値 (BPN)   60以上
 路面のキメ深さ(MPD)(mm) 1.2以上
施行例
舗設路面の状態(シニック スクリードにより粗面に仕上げる) 供用開始後の路面